今年の盛岡さんさ踊りについての感想。
気になったのは進行。
一番問題だと思ったのは最終日のパレードの出発時間が遅すぎること。
初日、2日目は特別集団がいて、スタート時間は18:00、ミスが18:05である。
3日目は特別集団がいないが、ミスのスタート時間は18:05で同じ時間。
しかし、最終日は18:30スタート。
ネットで観ていたが、沿岸伝統芸能団体の演技が終わってからミス集団が来るまでの時間が長すぎである。
市役所に近い方はそれほど待たなくてもよかったかもしれないが、終了地点に近い方はミス集団が来るまで30分以上待たなければならなかったのではないか。
3日目までの伝統団体の輪踊りは3団体だけなので、沿岸団体の方が多く、しかも2回演舞を行っていたので、普段よりもスタートを遅らせるのはわかるが、遅らせすぎ。
昨年の場合は、4日目も普通の伝統さんさ団体の輪踊りだったので、ミスは18:03スタートになっている。
しかし、一昨年も4日目は県内伝統芸能団体が輪踊りを行っていて(鬼剣舞等出演6団体)、このときもミスは18:30スタートになっている。
一昨年のときの県内伝統芸能団体の終了時間はプログラムに記述が無いので、詳しくはわからないが、今年は沿岸伝統芸能団体は18:00~18:30と記載があるので、パレードスタートが輪踊り終了時刻と一致しているのがハッキリしている。
このときの状況は気がつかなかったが、今年と同じように終点近くではパレード到着までかなり待たされたのではないだとろうか。
何も通らない道路を10分以上眺めてるのは結構苦痛だと思われるので、パレード開始地点だけのスケジュールではなく、終了地点での空き時間がもっと少なくなるように工夫すべきであろう。
それから、各団体の間隔が狭すぎたり離れすぎたり統一されていない。
開始地点ではスケジュール通りで動くので、あまり目立たないが、後半になると目立ってくる。
実は盛岡さんさ踊りでは統一さんさの場合、演目毎に時間が定められている。
踊り1回につき通り太鼓が15秒、七夕くずしと栄夜差が20秒、福呼が23秒。
前の団体との間隔は10m、団体内の列間隔は1.5m以内である。
しかし、これが守られていない。
統一さんさの場合はテンポが早くても足の進み具合を調整すればなんとかなると思うのだが、問題は伝統さんさ。
ある団体はいきなり殆ど進まない演目をやったりするので、これが問題だと思っている。
観客的には見栄えはいいかもしれないが、他団体の進行に迷惑を及ぼすことになるので、こういう演目をやる場合は次の団体を引き離してからとかしてもらわないとよくない。
逆に移動速度が速すぎの団体は次の団体が踊りだけで追いかけるのは厳しくなるので速度を落とす演目を入れるとか考えないといけないと思う。
なんにしても進行係が前の団体との距離を適正に保つよう頑張らないといけないのだが。
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