2012年5月30日水曜日

六魂祭感想その2

まずは写真







さんさだけ無し(笑)

まあ秋祭り山車があるので各県一枚ということで。

六魂祭はそれぞれのお祭りの一部しか観られないという感じはしますが、各市の市長、ミスが一堂に会するというめったにない機会でもあります。

メインステージではミスが全員揃うということもあったようです。

岩手公園は行ったのですが、ステージは観ることができませんでした。

しかし、YouTubeに動画をアップしてくれてた人がいるのでいくつか観させてもらいました。

山口太鼓はすごかったですね。

それから以前お勧めと書きましたが、中野七頭舞もありました。

盛岡さんさは日本一激しい盆踊りという話もありますが、仙台すずめ踊りも激しい。

鬼剣舞鹿踊りも運動量多いですが、個人的に郷土芸能で一番運動量が多いのは七頭舞だと思ってます。

観たこと無い人はYouTube観てください。


今回の六魂祭で一番良かったのは、パレードの復路、出演者がいっしょになって戻ってくるとこでしょうね。

これ、順番で戻ってくるのだろうと思ってましたが、皆バラバラで好きなように帰ってきたんですよね。

ねぶた囃子で跳ねてるすずめ踊りの踊り子とか、ねぶた囃子を叩く花笠の太鼓とか、山車引いてるさんさの踊り子とか、面白いものがいろいろ観れたようです。

東北の一体感を感じさせるシーンです。

東北の各祭りは皆8月上旬に集中してますので、出演者は特に地元以外の祭り見物に行くことは難しいものです。

元々、能代のおなごりフェスとか、十和田の国境祭り等、複数の祭りを観れるものもありますが、6県全てを一度に観れる、集まるというのは六魂祭だけです。

震災以来、他の祭りの出演者と顔を合わせる機会が増えてますので、お互い仲良くなっていってるようです。

次は福島とか青森とかという噂が出てますが、少なくとも全県周るまでは続くのではないでしょうか。

開催前は出演者が集まらないという話も出てましたが、演じた人たちは来てよかった、やってよかったという意見が多いようです。

どの県の祭りでも出たいという人が増えていけばいいなと思います。


あ~、さんさの話殆ど出してませんね。さんさのブログなのに(笑)

六魂祭でのさんさに関しては気が向いたら書くかもしれませんが、書かないかも。

とりあえず、6月9日にはチャグチャグ馬コがあります。

これさんさは関係ないと思う人多いでしょうが、毎年大通りのパレードにはさんさが参加してます。

ミスは出ませんが、今回の六魂祭同様、真昼間のパレードになりますし、距離も中央通と同じぐらいありますので、六魂祭でさんさ見逃した方はぜひ。


2012年5月29日火曜日

六魂祭感想その1

26日、27日の二日間、盛岡で行われた東北六魂祭でしたが、お天気にも恵まれて無事終了しました。

大きな混乱はなくと言いたいところですが、細かい(?)混乱は結構ありました。

大規模な交通規制を行うということで、できるだけ自家用車を使わず公共交通機関を使えという話になってました。

しかし、元々電車の本数が少ない盛岡において数本の臨時列車を増発した程度では全然足りなかった模様。

皆さん切符を買って各駅に入るのも苦労したようですが、車両の編成も少ないため乗れる人数に限度があり、電車が来ても乗れない状況だったようです。

結局盛岡駅に行く前の段階で断念した人が多数いたようです。


主催者発表によると26日は11万3千人、27日は13万人ということですが、両日行ってみた感じでは中央通自体は26日の方が多く感じました。

初日はパレード開始1時間半以上前でも中央通になかなか入ることができず、無理やり中央通に行っても身動きができない状態。

大通り側の方が観客席は広く取ってましたが、県庁側の方が余裕があるのはわかっていたので、県庁側に渡りたかったのですが、渡ることができたのはパレード終点近くに行ったあたりでした。

それまでは警察官に止められまくり(笑)

初日は竿灯のスタンバイが早かったせいもあるのか、中央通りをあまりにも早くから渡らせなくしてしまったため、大通り側の混雑に拍車がかかった気がします。

しかし、2日目にはパレード30分前でも余裕で中央通を渡ることができましたし、大通り側でも移動できるような状況でした。


盛岡さんさ踊りのときは途中給水というのはありませんが、今回は距離も時間も長いので給水がありました。

初日の給水の様子は見れませんでしたが、給水地点では紙コップが散乱してたという話を出演者から聞きました。

が、2日目はお盆に給水コップを乗せた人がウロウロして手渡し&回収作業も行ってました。

さんさの人たちは戸惑ってる気もしましたが、花笠の人たちは元々パレードの距離が長く、途中給水があるようですので慣れてるんでしょうね、給水時の踊りは見事でした(笑)

岩手公園にも行き、せっかくなので他県の食を味わいたいと思いましたが、並んでる人が多くて無理でした。食べ物ブースはもっと欲しかったですね。

偶然にも(?)岩手公園内の桜山神社が25~27日はお祭りでしたので、屋台が沢山でてましたからそちらで食べた人も多かったと思いますが、実はあれは六魂祭とは別ものです。

なので、桜山神社でやった郷土芸能等は六魂祭のスケジュールには出てきませんでした。


他の人のブログをいくつか見させてもらいましたが、盛岡では考えられない人の多さと、開運橋等普段車道を歩くことができない道路が歩行者天国になってる状況を楽しんでる人が多かったですね。電車とか駅の混雑もそうですが。

六魂祭自体に興味が無い人でもこの二日間の盛岡の状況を体験できただけでも結構楽しめたかもしれません(笑)


パレードについての感想は、とにかく秋田竿灯がよかったです。

初日はゴール地点近くだったため、パレード先頭のねぶたが到着するまでかなり時間があったのですが、その間ずーっと竿灯を楽しませてもらいました。

初日は風も強かったので何度も倒れるのを見ましたが、その状況でも長時間の演技をしてくれた竿灯の皆さんには大きな拍手を送りたいです。

あとは観覧した知り合い関係では仙台すずめ踊りが評判がよかったです。すずめ踊りは自分も初めての生観覧でしたが、動画で観てて一番期待してました。期待通りの良い踊りでした。

さんさもそうですが、すずめ踊りも知名度で(七夕は有名でも)他に負けているので、これからどんどん知名度が上がることを期待しています。

長くなりましたので写真も含めて続きは後日。

2012年5月26日土曜日

六魂祭前日

明日、明後日はここ、盛岡にて東北六魂祭が開催されます。

前日の盛岡の様子といえば。。。
まあ普段とあまり変わりありませんねぇ。

ただ朝から空には飛行船が飛んでました。多分、去年仙台で飛んでた奴。
午後から曇ってたので午後は見かけませんでしたが。

夕方からは雨になりました。今も降ってます。でも小雨程度なので、このぐらいの雨だとそのままパレードもやるでしょう。

県庁前にはねぶたが組みあがったようですが、通らなかったのでそちらの様子はわかりません。


盛岡の市民はというと、出る、観る等関わる人と、興味がない人との温度差はかなりあります(笑)

過去に無いレベルでの交通規制になりますので、車はもちろん、自転車も市の中心部には入ってこれないんですが、わかってない人が多数。

普段通り、或いは例年の盛岡さんさぐらいの感覚でいる人が多いので、観光客よりもむしろ市中心部に住みながら、興味を持たないでいる人が一番ビックリする状況になりそうです(笑)

盛岡は仙台と違い電車の交通網が発達してませんので、車と自転車頼りの生活をする人が殆どです。それが使えない&バス、タクシーも動かないとなると身動き取れなくて困る人が多数出そうです。


他県からの出演団体の様子はいまいちよくわかりませんが(出演者が集まらないという話は聞きますが。。。)、地元盛岡の場合、出演団体はいくらでもいます。

さんさは一番多い600人ですが、確か18団体(ミス以外は主に伝統団体です)ですので、一団体あたり2~30人程度です。

まあ、元々人数が少ない団体は人数集め苦労したでしょうが、多いところは余裕でしょう。

伝統団体以外だと出たくても出れない団体もあったようです。

盛岡さんさの構成は、聞くところによると、ミス団体七夕くずし団体栄夜差踊り団体福呼踊り団体、そして清流会!?

ミスが別団体なのはわかりますが、なぜに清流だけ特別扱いなんでしょうねぇ。

やはり人気&人数の多さのせいか。特別扱い団体を作るなら盛岡さんさの3団体に入れられない三本柳(一応元祖説を持つ団体)にするべきだったと思うのですが。。。

黒川(こちらも別ルートの元祖説を持つ団体)は普段もパレードは出ませんので、無理でしょうし。


ちなみに、盛岡秋祭り山車も山車は1台だけですが、引き手等は各団体の合成になるようです。
 

普段は一団体で1台の山車を引いてるので、これも初めての試み?

さんさの団体は浴衣や衣装で区別がつきますが、秋祭り山車も法被で区別がつきます。いくつの団体が区別がつくかパレード中数えてみるのも楽しいかもしれません。

チャグチャグ馬コも中津川の河原にいるので、観たことが無い人はそれも観てみればと思います。


で、なんとなく東北六魂祭のニュースを観てたら、某全国紙のWebニュースにパレードの距離は去年の倍の11kmと書いてました。。。

え~11kmのパレードとなると出演者、死ぬんですが(笑)

チャグチャグ馬コなら普段からそのぐらいの距離のパレードですが。

2012年5月22日火曜日

ミスさんさ決定

今年のミスさんさが決定したようです。

さんさ踊り公式サイトにて写真を見れます。

今年は22歳3名+24歳2名の5人です。

すぐ東北六魂祭がありますが、今回選ばれたミスはここでは踊りません。顔見せはあるかもしれませんが、多分無いでしょう。

東北六魂祭で演じるのは去年のミスさんさだと思います。

今回選ばれたミスは2ヶ月ほど研修を積んでから人前で踊ることになります。

一番最初のお披露目は例年であればほぼ2ヶ月後の三ッ石神社奉納です。

基本的にある程度盛岡さんさを踊れる人でも、5人揃って綺麗に踊らなければならないので練習はかなり厳しいようです。

更に十二拍子とフォーメーション練習は初めての人が多いでしょうし。

ミスに選ばれた方達には2ヶ月の練習及びその後の1年、頑張ってもらいましょう。

ってミスさんさの場合、1年勤めればお役御免でないところも他のミスと違うところ。

8月の盛岡さんさ踊り本番等を観てもらえばわかりますが、元ミスは(本人のやる気次第で)いつまでも元ミスとして人前で踊っていられます。

なのである意味一生もののミスです。

六魂祭スケジュール

東北六魂祭スケジュールですが、やっと公式サイトにアップされたようで。。。

こちら

結局直前になるまで詳しいスケジュールが決定しなかったようで、そのせいで今年はPR不足という状況にもなってしまったようです。

首都圏での話題にいまいち上ってないないようで。。。

まあ、どちらにしても去年の仙台よりは混雑しないでしょうけど。


パレード以外での個人的なお勧めは、イーハトーブいわて復興祭の中の中野七頭舞です。

ってそういう自分はパレード観てるでしょうからこれ観れないんですが。

混雑する中央通に移動するのが面倒な方は岩手公園のメインステージでのんびり鑑賞もいいかもしれません。